那須郡那須町にある別荘の現地ご案内に行ってきました。
新幹線を使って那須塩原駅まで行きたいところですが、栃木県くらいであれば早起きして在来線で移動しています。
宇都宮駅で乗り換えがあったとき、東口駅前に人が集まっているのがホームから見えました。
ちょうど新しい路面電車「芳賀・宇都宮LRT」が開業する日だったようです。
黄色い車両を実際に見ることはできませんでしたが、あとでニュースで見たらピカチュウみたいでした。
次世代型路面電車システム「LRT」とは
次世代型路面電車システム「LRT」とは、「Lighit Rail Transit(ライト・レール・トランジット)」の略称です。
専用のレールを走行して渋滞の影響を受けることがないため時間に正確だったり、停留場と車両に段差がないためスムーズに乗り降りできるなど、交通手段としての利便性は良好です。
また、電気モーターで駆動するため二酸化炭素を排出せず、環境にやさしい仕様となっています。
「芳賀・宇都宮LRT」は、宇都宮市東部の交通渋滞緩和のためだけではなく、車を運転できなくなった高齢者などでも市内を移動できるような交通環境を作るため、約684億円の整備費用をかけて導入されたそうです。
「芳賀・宇都宮LRT」の名称について
国土交通大臣に届け出ている路線名は「宇都宮芳賀ライトレール線」とのことですが、多くの場所で「芳賀・宇都宮LRT」という名称が使われているように見受けられます。
Googleマップにも「芳賀・宇都宮LRT」と記載されています。
車両の愛称も決まっていて、投票により「ライトライン」が選ばれています。
「芳賀・宇都宮LRT」の運行区間と今後について
現在の運行区間は、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までとなっておりますが、将来的には宇都宮駅西側の大谷観光エリアまでについても整備する計画があるようです。
宇都宮は餃子で有名な街ですが、「芳賀・宇都宮LRT」に乗って、「宇都宮みんみん本店」や「香蘭」へ行けるようになる日が来るかもしれません!